いつもの風景
ミシンの前で、
せんべいの缶を叩いて遊んでいる息子。
いつもの制作風景。
「お子さんがいて、つくれるんですか?」と
よく尋ねられるが、
「つくれます」
ボタン付けのときは、
ボタンを手渡してくれる助手に、
下糸をボビンに巻き終わった後は、
糸を切りに。
ひとりで楽しそうに何やら遊んでいる息子が、
必ず手伝ってくれる作業がいくつかあり、
そんなこんなで、一着の服が出来上がる。
こども同士の関わりが少ない日常の中で、
「こどもはこどもの中で育つ」とわかっていながらも
私がいっしょに過ごしたいがために、
くるみ保育園に通わせたかったために、
4歳になる今年の春まで、保育園に入れるのを待った。
ひとり遊びが得意だと言うが、
ひとり遊びを得意にしたのは、私だろうか・・
息子にとって、大事なものが抜け落ちてないだろうか・・
いつも気になりながらも、
ここまでやってきた。
だから、さらりと言われた
「はるくんなら大丈夫」という
先輩お母さんの言葉に、何だかホッとした。
後悔しないように、
精一杯、つくる姿を見せたいし、
夢中で遊ぶ息子の姿をもう少し見つめていたい。
そして、いつも思う。
この子の未来をこれ以上大人が壊さないように、
出来ることは全部したい。
そんなことを思いつつも、
はかどらなくって、イライラしてしまうことも
あるんだけどねー
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